■偶然の出会いから始まった、心をふるわすストーリー

  目が見えず、耳が聞こえない、という障害がある北嶋絹子(78歳)の小さな家が山口県のある地方の雑木林の中に、ぽつんと建っていた。
  ヘルパーの協力を得ながらも、一人で自立して生活している絹子の家に、リストカットを繰り返し、若い人生に終止符を打とうとしている山口祐介(15歳)がやってくる。
  盲聾者ではあるが、一人で何でも手際よくこなす絹子の生活ぶりや、前向きに生きる魂にふれ、祐介は自分を見つめ直し始める。
  祐介に語った絹子の人生は、実に壮絶であった。あこがれの彼と結ばれたものの、夫が出征して、帰還したときには失明の身となっていた。さらに悲運ともいうべきか、失聴も加わり、光と音を失ってしまったのである。
  「コミュニケーションはどうするの?」「どうやって生活しているの?」。祐介は問いかける。
  「みんなちがって、みんないい。」と金子みすゞの詩を明るく口ずさむ絹子のたくましい生きざまに、強く惹かれていく祐介は、ある決心をする・・・・。

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